撥水コーティングと親水コーティングの違い | コラム | 兵庫県西宮市 阪神西宮駅【quark】

撥水コーティングと親水コーティングは、どちらも塗装面に水が溜まらないようにするためのものです。
しかし仕組みが異なるため、施工する箇所や目的によって適した施工方法が変わります。
そこで今回は、撥水コーティングと親水コーティングの違いについて解説します。
▼撥水コーティングと親水コーティングの違いとは
■撥水コーティング
撥水コーティングとは、車のボディに水を弾く性質を持たせるものです。
雨や洗車の水が、ボディに残らずに流れ落ちることで水滴が乾き、汚れやシミになるのを防ぎます。
水が玉状になって、コロコロと弾くのが特徴です。
撥水コーティングには、ガラスコーティングやフッ素コーティングなどがあります。
ガラスコーティングは、ボディにガラスのような硬い層を形成することで、キズや汚れから守るものです。
フッ素コーティングは、ボディにフッ素樹脂を塗布することで水や油などを強力に弾きます。
■親水コーティング
親水コーティングとは、車のボディに水を吸着させる性質を持たせるものです。
雨や洗車の水がボディに広がって薄くなることで、水滴が乾いて汚れやシミになるのを防ぐ仕組みです。
コロコロと水を弾く撥水とは違い、ボディに水がなじむのが特徴です。
親水コーティングには、シリカコーティングやセラミックコーティングなどがあります。
シリカコーティングは、ボディにシリカ分子を結合させることで光沢や耐摩耗性を向上させます。
セラミックコーティングは、ボディにセラミック粒子を塗布することで高温や紫外線から守るものです。
▼まとめ
撥水コーティングは車のボディに水を弾く性質を持たせるもの、親水コーティングは水を吸着させる性質を持たせるものです。
それぞれ水を取り除く仕組みが異なるため、施工する箇所や目的に応じて適切なコーティングを選びましょう。
当社ではお客様の悩みに合ったコーティングを施工いたしますので、初めての方もお気軽にご相談ください。